新津駅旧跨線橋

新津駅旧跨線橋Nゲージサイズで製作しました。材質はケント紙、支柱は1mm角真鍮棒と2mm角檜棒となります。屋根の色は、初期は灰色だったようです。最終期は空色だったと記憶しています。今回は昭和40~50年代を想定していましたので、灰色(Mr.カラー36231)を選択しました。

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新津駅旧跨線橋は1956年~1962年の間に建設されたようです。信越本線長岡-新潟間の電化が1962年5月20日です。おそらく電化に伴い旧旧跨線橋では架線を通す高さの余裕がなくなったため、新規に建設されたものと推測しています。それ以前の旧旧跨線橋は旧跨線橋よりわずかに南寄りに設置されていました。両者は支障する位置関係になっているようなのですが、移行期はどうしたのでしょうね。

さて、この旧跨線橋は新駅舎開業後に解体されていますが、2,3番線、4,5番線の足の部分だけは残存しています。

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上:新駅舎跨線橋からの写真。2014年1月5日。下:4.5番線の足の部分をホームから見上げて撮った写真。2014年1月7日。

1番線は跡形もなく撤去されています。2,3番線、4,5番線の足の部分だけわざわざ残したのは線路を支障する工事を避けたためですかね?確かに新津駅の工事のために運休という話は聞いたことがありません。

また、ホーム上をよく見ると、跨線橋の階段の1段目と思わしき部分も残っています。

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新津駅旧跨線橋2,3番線南側上り口跡。2014年1月7日。画面奥に見える6本の柱が跨線橋の足。ホーム手前に横に走っている線が階段の1段目跡。