アキュラホームで注文住宅(2) 設計打ち合わせ

アキュラホームで契約が終わると、まずは営業担当と間取り固めていき、ある程度固まったところで設計担当とバトンタッチします。

設計担当とのやり取りですが、基本的には図面上にメモをして、それをもとに次回図面が更新されてくるという形です。正直、これでは指摘事項のヌケモレが出てしまいます(おそらく他社も同様ではないかと)
これを防ぐため、私は要求事項をすべてエクセルでリスト化し、それを各タイミング(中間図面、最終図面、実地)で実装されているかチェックすることにしました。

設計打ち合わせで気になったことを以下記載します。

  • 並行して、設備(キッチン、風呂、トイレ、洗面器)の見学を早めに進める。特にタカラスタンダードのキッチン オフェリア。ここだけは一般見学できず、アキュラホーム介しての予約、見学となりますので、もう一度見に行きたいと言ってもタイムリーに行けません。(直接ショールームに行っても、オフェリア用の別室には入れないルールです。)
  • 1mm単位で間取りを変えられますが、端数の場合は若干費用がかかります。

断熱:

  • 浴室、洗面所下は、基礎断熱ではなく、立ち上がりのみに断熱材が入る形です。私は気になるので基礎断熱にしました。この場合、浴室、洗面所下が密室になってしまうので、洗面所床下にガラリ2箇所設置し、空気が入れ替わるようにしました。
  • 玄関土間が標準で無断熱です。断熱材を入れることはできますが、入れてしまうと、シロアリ点検できないのでいつの間にかシロアリにやられる可能性があり、しっかりシロアリ対策できる自信がないのであればやらないほうが良いと思います。私は断熱材無しのままとし、後々DIYで中空ポリカを敷いて断熱強化、メンテナンス性と断熱性を両方確保できるようにしました。
  • 天井断熱: 屋根をガルバに変えたこともあり、16k 155mmでちょっと不足なので、210mmに変更してます。加えて、ガルバで雨音が気になるので、大建ビルボードを屋根裏に追加してます。

換気、気密

  • 標準は第一種換気ダクトレス給排気or第3種換気ダクトレス給排気ですが、前者はショートサーキットの問題、後者は換気効率の問題があるため第3種換気、ダクトレス給気、ダクト排気のルフロ400を導入しました。換気設備の配置はルフロの製造元の日本住環境がサポートしてくれます。エアコンの近くに給気口、ウォークインクロゼット内に排気口等、基本的なところは抑えた図面が出てきます。
  • キッチンのレンジフードは、排気のみのレンジフードとし、コンロ脇に連動給気口を設けました。同時給排気型レンジフードも検討しましたが、結局吸気が足りず近くに連動給気口or差圧吸気口が必要で、あまりメリットを感じなかった為やめました。連動給気口も、最初は同時給排気型と同様な効果を得るため、天井付近にもうけようとしましたが、外部でのショートサーキットの問題、また、これを避けるためにはダクト吸気とする必要がありますが、そうすると吸気ダクト汚れが気になる、ならば排気側をダクト排気、などとぐるぐる考えたのですが、結局良案が見つからず、コンロの人が立つところの脇に連動給気口を設ける形で落ち着きました。
  • レンジフード、浴室乾燥機の排気口のシャッター。標準では気密性がないものがついているようです。それぞれキッチン、浴室メーカーに確認する必要があります。そのままにしておくと、気密測定の際は目張りされるので良い値が出ますが、なんか外から冷たい風が吹き込んでくる、というようなことになりかねません。

窓:
標準はエピソードneo、外アルミ中樹脂フレームです。断熱性能が足りないので樹脂樹脂のAPW330に変えてもらいました。虫が気になる方は縦すべり出し窓はオペレータハンドル型にして、さらに網戸をクリアネットにしてもらいましょう。